彼岸の墓参り、盆の施餓鬼と、自分たちと先祖の接点である墓をかたずけてしまうと言う事なのだが、少子高齢化の波が先祖を祀る墓の維持管理が困難ということから無くしてしまおうという事なのだが、先祖を崇拝し今日ある自分たちの元を認識し感謝の心を持つ事が今の日本を築いてきた原動力なのだが、それをお荷物になるので早く言えば廃棄してしまうようなものではないだろうか。
なるほど、墓と言う物体として見れば人為的に排除することは苦もないことではある。僧侶に抜魂して貰うのだから気にしないで済むと言う事なのだ。が、今と言う現在は過去と言う、先祖と言う石段があったればこそ存在しているのだが、登って来た梯子を自らはずしてしまう様な事なのだ。 今、私たちは科学の恩恵に浴し何ひとつ不自由ない毎日を過ごしている、が、その科学も一段一段過去を踏みしめて今日の科学を作り出したものなのである。
墓じまいはしても、先祖の祀りじまいをしてはいけない。
三昧陵は墓じまいの後の祀りを後顧の憂いなくするための貴方に代わってして行く完璧な永代供養なのです。
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