8月27,28日両日にわたる地蔵流しと無縁石仏供養も予報とは違い好天に恵まれ、無事に終了しました。
思えば今年で31回、31年目と云う事に成りました。
荒天を覚悟させられた予報とは裏腹に、参加者全員の日頃の精進への神仏のご加護と改めて体得させられた。全国から年1回の行事の為、皆さんが集まる日。
朝、お勤めの時、御本尊と開祖へ一心に念じた災害の年と云う事なのだろうか。ここまで祈ったのは初めてではなかっただろうか。
毎月、月初めの日曜日に、最灯護摩と、易護摩を焚いている。今日はそのあと観灯行をすることした。これは私たちの本尊であるお火を堂内で一心に見つめながら求聞持真言を千遍お唱えするもので、福田海独自の行であり、開祖の教えには、お火には明(寿)、烈(禄)、温(福)の三徳があり、この観灯行からは「明徳」を受けることができると教えている。
明徳は智徳であり、お火は「光」であるところから阿弥陀如来と同じく「十二光」を発せられ、その時々の人の願いに応じてお働きくださると云われました。十二光で云えば「智徳光」の徳、行じる時に智徳を授けて頂く虚空蔵菩薩求聞持の真言をお唱えする所以はここにあります。 合掌